なぜ女性でも【男性のような薄毛】になってしまうのか?
今も昔も【薄毛】は髪の悩みの代表例。
ただ、昔と大きく違ってきているのが「女性でも男性のような薄毛になってしまうこと」
男も女も年齢とともに髪は少なくなりますが、現代社会では、女性も男性のような薄毛になってしまうという現象がここ10数年の間に増えてきています。
テレビで見かけるアデランスやアートネイチャーのCMもいつの間にか男性モデルから女性のモデルへと変わってしまいました。
なぜ、女性でも男性型の薄毛になってしまうのか?
お話していきたいと思います。
なぜ、薄毛になってしまうのか?
年を重ねるごとに髪は必ず少なくなっていきます。
でも、先ほどお話しした通り、女性の場合、頭頂部だけ薄くなったり、M字の薄毛になってしまうということは本来ありません。
なぜ、昔はなかったことが起きているのか?
その前に薄毛になる3つの要因についてお話していきます。
①と②は何となく想像できる方も多いと思います。
ひとつづつ説明していきますね^^
要因①加齢
私たちの身体は年を追うごとに筋肉が衰えたり、免疫力が下がったりと身体機能が徐々に弱くなっていきます。
髪の毛も例外ではなく、髪を作る細胞の働きが弱くなり「細くなる」「ハリコシが無くなる」「毛量が少なくなる」ということが起こります。
加齢による薄毛は、男性の場合「M字型」や「O型」などのいわゆる「ハゲ」の状態が代表的ですが、
女性の場合は全体の毛量がまんべんなく少なくなっていくのでこういったことは起こりません。
要因②精神的ストレス
髪の毛は「成長期」「退行期」「休止期」とゆうサイクルで生えたり、抜けたりを繰り返します。
極度のストレスを感じると、このサイクルが乱れ成長期の髪の毛も休止期に入り、抜け落ちてしまいます。
この場合は女性に特に多く特徴としては「円形脱毛症」などの局部的な薄毛になりやすいです。
ストレスの原因である不安や悩み、問題が解決されると治るので、人間関係や仕事関係など自分の生活の見直しや
自己対話が早期解決のカギになると思います。
要因③ケミカル
男性型の女性の薄毛の直接的原因が「ケミカルによるホルモンバランスの変化」です。
シャンプーやヘアカラー、パーマといった美容の商材のほとんどは化学物質でできています。
その中には「環境ホルモン」と呼ばれる「人間のホルモンに似た化学物質」も使われていることも多く、
これが男性型の薄毛を引き起こします。
「女性の男性型の薄毛」はこう言った環境ホルモンの影響を受けて、髪の成長をつかさどる「女性ホルモンが男性ホルモン化」して起きている
と予想されます。
それを象徴するのが環境ホルモンの問題でよく取り上げられる河川での魚や貝の「オスのメス化」「メスのオス化」です。
環境省のHPでも警鐘を鳴らしているほど大きな問題となっています。
https://www.env.go.jp/chemi/end/endocrine/5column/c-26.html
(引用/環境省HP)
男性性の薄毛の改善法はあるのか?
もし、あなたが薄毛で悩んでいるなら気になるのはやはり改善方法ですよね。
-和咲美-のお客様でもこういった薄毛でお悩みの方がご来店されることがあります。
その場合以下の事をお願いして改善していけるかの様子を見ます。
薄毛の直接の原因になりうるシャンプー、カラー、パーマなどの化学物質は控えるようにして、
代わりにホルモンバランスを整える働きのあるヘナを使うことでケアをしていきます。
ほとんどの方はこれを行えば、髪は自然に増えていくのですが、重度の場合は回復までに時間がかかります。
まとめ
自分が使っているものや生活環境によって大きく左右される為、薄毛はある意味生活習慣病の一つと捉えるのがいいのかもしれません。
自分がどれだけヘアカラーをしてきたか、粗悪なシャンプーをどれだけ使ってきたか、合成洗剤は?柔軟剤は?
探せばきりがありませんが一つ言えるのは「扱うものが変われば結果は変わってくるということ」です。
現在、薄毛で悩んでいる方は症状の改善として悩んでない方も自身の扱っているものを見直すいい機会になるかもしれません。